ブログをご覧くださり、ありがとうございます!(^^)/
昨日あったことをアップしたいのですが、中々頭の整理がつかないので、今日は先日見つけたチラシの文章がとても気に入ったのでそれについて書いてみたいと思います。
それはお香の会社が募集しているエッセイの、応募要項の鏡に書いてありました。
「文字のない頃のように香りを感じてこの時代の言葉で伝える香承文学へ」と。
「香・大賞」から生まれた”香エッセイ”は興味深いことに、暮らしている場所や世代が違っていても、”香体験”としてなぜかとても近い印象のものがあります。
口伝で継承される口承文学や民俗芸能は、人から人へと伝わる間に生じる微妙な「ズレ」がやがて「洗練」へとつながることがありました。
”香体験”もエッセイとして表現されることで、”香伝”ともいえる文芸の新しい展開が生まれている予感があります。うんぬん。
この、文章中の人から人へと伝わる間に生じる微妙な「ズレ」というフレーズ。「ズレ」。
そこに、人と人が出会う意味がある。と思うのです。
だから人が生きるんじゃないかな?とも。
その人達じゃなければ現れないモノ、その「ズレ」こそ祝福されるものだと思っているのです。
洗練に繋がっても、繋がらなくても。
この文章に見る現実肯定感を、私は愛していると感じるのです(^^)/
そう書きながら、愛っていう言葉に少しの照れも含まれていました。
お読みくださり、ありがとうございました!写真は、そのチラシ…。