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那覇マラソンについて、今日は書きたいと思います。
那覇マラソンの当日は、何も食べずに臨むことにしました。今迄、食べないと言う選択肢を考えてもみませんでしたが、その方が身体から要らないものが出て行くんじゃないかな?と。
不思議と食べないでも、多分平気と思えていました。
結局、ゴールして2時間後に食べたのですが、食べないで走って良かったと思っています。
当日の気温は28度弱、湿度80パーセント以上だったのでレース中も全く食欲は湧きませんでした。エイドで頂いたのは、スポーツドリンク、もろみ酢、シークワーサージュース、コーラ、水、塩で、特に28キロ当たりから指先に痺れを感じた時から塩はマメにいただきました。
レースが始まり、まだ国際通りをニコニコしながら手を振ったりして走り切るか切らないかくらいの位置にいた時、急にみんなの声援が重なり、ものすごく優しいエネルギーになって伝わってきました。それに触れたら急に魂が震え涙が止めどなく流れて、熱い感謝の想いが湧いてきました。しばらくその感覚にいたのだけど、ふと気持ちが切れて、ほっとしました。
今泣いていたら、レースにならない。ただでさえ、速いわけじゃないんで。
その後、アトムの演奏を聴いては泣き。高校生の声援に触れては泣き。エイサーの声援に触れては泣き。今迄で一番心が揺さぶられるレースでした。
こういった感情は、回を重ねて参加しないと経験出来ないものだと思っているので、とても貴重な経験をさせてもらえたと思います。
レース中特にやりたいと思っていたのは、声援をいつもたくさん送ってくれるので、笑顔で手を挙げて答えながら走りたい( ´ ▽ ` )ノと。
それも、28キロを過ぎると暑さと色々な苦しみで手が上がらなくなりました。
うなづいて返事していたのも、32キロを過ぎるといろんな感情が出て来て答えられなくなりました。自分の未熟さ、底にある闇の感情。
見たくない自分で、いっぱいです。
でも、苦しかった分嫌でも向き合うことが出来ました。
そして、33から40キロはそんな感情を感じながら、意識朦朧と歩いたり、1キロは走ろう!と走ってみたり、ただ気力だけが友達でした。いいお友達を、お持ちで…。
最後2キロは、走らないと後悔するから走りに走りました。
速くないけど٩( ᐛ )و
そして、ゴール‼︎
喜びと解放の瞬間♡でした。タイムとか、もー今はどーでもいい!でも賞状を…!
今回は魂が震え涙が流れる回数が多く、それがとても貴重な経験でした。
ウチナーソウルと私の魂が統合されていたとしたら、そんな嬉しいことはありません。
タイムにこだわれるほど速くないし、よくさぼる私は、それならば沖縄の人にせめて笑顔で答えたいと思ってレースに参加しています。
今の走力では、それも途中までしか出来ませんでした。自分にとっては、それが一番辛かったです。
来年は走力上げて、強くなって、笑顔で駆けたいと思います。それを心の支えにして。
いつもいつも、誰よりもレースを楽しんでいる沿道のウチナンチューを、本当に誇りに思います。彼等にふれると引き受ける強さと、受け入れる優しさを感じます。きっとそれは、この大地から受け取ったものからなっている。そんな気がします。
42.195キロを走ること、それ以上を賜ってばかりです。
ありがとう、那覇マラソン。
ありがとう、沖縄。
お読みくださり、ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ