おはようございます。
先日、ETを35年振りに観ました。
ET、お家、電話する。というセリフがあってそのセリフに大事な意味があるそうで…。
そのシーンが繰り返し出てくる時に、思ったことです。
ついに繋がらなくなったルーツ、繋がりにくくなったルーツにも、本質的には常に繋がっているという信頼。それでいいし、大丈夫なんだという宇宙。本当⁈とかいらない。
ということ。
実家の両親は、随分色々な機能をきたしていて、姉家族が面倒を見ています。
皆様も家族の中には色々あると思いますが、今日は父親と母親について…。
私は、母親の愛情が兄より足りてないという思いを小さい頃から持っていました。
お兄ちゃんばっかり!ってヤツです。
成人してから実家に帰った時の事、二人で畑仕事をしていました。
何かのセリフに反応した私は、母に向かって
お兄ちゃんばっかり‼︎なんで‼︎‼︎
と叫んでいました。
すると、母は、日影から出て日向にいた私に向かって一言、言いました。
そこにいたら、暑いわ。
瞬間、母は母なりの私に対する愛があることが分かりました。感動もしなかったし、泣きもしないし、でも、軽い衝撃がありました。
その言葉の含む、母個人の強さや信頼があることにも触れて、敵わないという気持ちもありました。
母のことが大好きなんだと思い知りました。
それは、遠い日の秋のことでした。
父のことについて。
私の父は、自我が強い人です。記憶力が良かった父は、色々なことが分からなくなって来ています。
先日お寿司屋さんに行った記事を書いていましたが、その時にあったことです。
今の私は、ほとんど父と繋がらなくなっています。仕方がないことで、私は私の人生を生きる為にそうなっているのですが、少し悲しく思っていた所がありました。
お寿司を食べて、最後に一言、父は私に
若見はもういいか?
と言いました。
うん。
答えた時、私の心が癒されていました。
繋がらなくなってしまった悲しさ。構って欲しい気持ち。
幼い私は、その一言があったこと、ともに体験したかったことが出来たことで満足していました。
みんな何かしら両親に対しては、あると思います。昔は、ここに書ききれないくらいありましたが、今、自分の中に二人に対して湧き上がってくる気持ちと言えば
なるべく快適に長生き出来たらいい
という気持ちです。
あんまり何かがある感じはなく、何にもないわけでもないです。
家族は課題の宝庫だと思っていましたが、もうその時代も終わったようです。人生目的により、変わっていく。
それぞれのルーツが持つ縦糸に、それぞれ個人が紡いだ横糸を、好きな形で織り成す時が仕合わせだと言う歌がありますが…
色々な綺麗な糸で出来上がってゆく、自分。
みんながそうであること。
感情に陥ちこまず、それすらも愛で
カルマを超えて
ゆけるとしたら
その名は、希望
今日もありがとうございます(^^)/