岡本太郎と小松美羽との邂逅✨

みなさんこんにちは😃

少し前のことですが

寝ている狭間に、岡本太郎さんの太陽の塔の中腹部にある顔が脳裏に浮かびました。

ある人にある質問をしていた応えだと感じたけれど、なんでまた岡本太郎。都心にある記念館⁉️に近々行ってごらんということなのかなと思っていました。

調べてみると川崎にも美術館があり、そこは一時期通っていた場所の直ぐそばだったしこちらの縁の方がタイミングをみているような気もしたので、そちらに行ってきました。

イベント企画が開催されているとのことで、それも楽しみでした。

生田緑地に入るのは初めてでした。ゾーンによってかなり印象が変わり、それも展示に向かう気持ちを盛り上げてくれ、落ち着いてはいたけれど静けさの音が足下から昇ってきているような。

静かな盛り上がりがシンシンと。

時計を見ると予約時間の1分前でタイミングもバッチリでした。

入るとすぐ、サインとして見ていた顔だけが真っ赤な情熱をもって迎えてくれました。

作品や生い立ちを見ながら、とても展示が理解しやすくてサクサクといろんな印象を持ちながら進めました。

産まれてから離れることなく、だけど漸近したままいるためのくりかえし、くりかえしの鍛錬。

わかったのは私にとっての言葉でした。

途中、系譜という文字が浮かんでくる場所もありました。

そして、小松美羽さんの 岡本太郎に挑む の企画展。ドキドキしました。最初に解説を少し読んでみると、これ以上は作品見てからじゃなきゃ読んじゃだめだ!という気分になりました。

とにかく 目 が印象深かった

目 は、なんだろう⁈

言いようの無い、表現を望まない、出来ないものがたくさんたくさん。

頭を使わないようにしてみていても、反応はひとところにしかない。

自分がわかっているとは思えないけれど、本当にチカイ⁈というか近づいてゆく感じ。

進めていくうちについつい探してしまうけど、探さないように、集中して。

一番濃い空間に入ってすぐの作品を見ると、もうその場に寝っ転がってだいのじになりたいような気持ちでしたが、年齢が年齢なんで正面のソファに座り込んでみることにしました。

観念して、文字への変換を見てみると泣けた。

素知らぬフリでおとしてゆくことも出来れば、懸命に上がっていき、その真ん中にあるものをみて惜しみなく与え続けることも出来る、対極を見せられた気になりました。

その作品と対になっていて、反対側に展示されている作品をよく見る先に、なぜか解説パネルを読んでしまった時でした。

自分があるものを伴って語りかけていた言葉と、自分があるものから語りかけられている解釈の言葉がそのまま載っていました。

自分がよみとっていたパーツが、全部繋がっていた感動。

しかも、もっともっと深い場所から。

そんなどこかも思い出せないようなところから、届く言葉があるなんて。

本当に人目なんかマジでどうでも良くなって号泣してました。

止めることが出来ませんでした。私にとっての圧倒的な、それの前には降参するしかありませんでした。

癒されるなんてもんじゃなかった。

全てを内包している

それに名前があるとしたら

本当に幸せなひとときでした。

(Visited 44 times, 1 visits today)
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする