蜜蜂と遠雷と地球の回転

ブログをご覧の皆さま、おはようございます(^^)/

先日読み終えた、恩田陸著「蜜蜂と遠雷」について。

めちゃくちゃおもしろかったです!!!!

一つのピアノコンクールを通して賜る、幾多に及ぶそれぞれのかけがえのない経験。ピアノをツールとして、譜面を共通項として、表現されるあらゆる音色とその演奏構成は演奏者そのもの。

決して消えることのない自我は、曲の内包する魂に繋がり自らの解釈を通じて幾多の記憶に新たなデータを重ねたとき、数々の演奏の歴史を超えて宇宙における自然をみせる。

私の中では、そんな感覚。

そして何より、ピアノを介して対話が弾む、運命共同体に出会えた喜び✨

最終章は、体がずっとぞわぞわしていました。浄化もしましたし。

題名にした、地球の回転は、以前鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画を見たことをこの本を読みながら、ちょくちょく思い出していたので。

別に意味はないのだけど。

ギフトか厄災かと言われた主人公の一人、その父親の職業が養蜂家だという設定だったのですが。その環境が彼に大きく影響しているのはもちろんそうだと思うのですが。

蜂や自然の都合に合わせることを知っている生業。

もう一人の主人公は、過去の栄光、天才少女ピアニストとしての肩書をもつ。ある理由からピアノを人前でひくのをやめてしまった彼女は、かなりの長い間キャリアを絶っていたのですが。

色々な人達に助けられ、またこのコンクールの場に戻ってきたのです。

彼らによってピアノをツールとして表現されたのは、人が人と関わることや生かされていることの目的(当社比)。人が源からこの世に産まれてくる意味。その祝福。などなど✨

印象的だったのは、彼らが物語中に醸し出している自然の音色や、人間の感情を映し出した音色で、私には聞こえなかったけど感性豊かな方なら自分の中にあるものが降りてきたりして。そういうものがあるとしたら、楽しいだろうな。と。

とにかく!!!心がさーーーっと、クリアになり、魂のぞわぞわがとまりませんでした(^^)/

結構な分厚さでしたが、もりもり読み進めちゃいますので、皆様もぜひ!!

お読みくださり、ありがとうございました(^^)/

良かったら、こちらもご覧ください。

今後のイベント出展情報!

5月27日(土)のうちのマルシェ@八王子堀之内

出展者一覧と出店場所:27番でお待ちしております。会場レイアウト

マルシェ会場及び付近のマップはこちら→まち歩きmap

7月29日(土)親子夏休みイベント@相模大野 詳細未定

マナ・カード講座、セッションなど各種サービスご用意しております…。詳しくはこちらをご覧ください(^^)/
迷っているあなたに…。お客様の声をご覧になって参考になさっていただければ、と思います。

その他マナ・カード講座の受講やセッションお問い合わせ、ライティングについて、ご相談はこちらからお気軽に当日!または急を要するご相談にも対応させていただきます!お待ちしております。。

なお、ライティング記事は、高尾のカフェTOUMAIについてのこちらと八王子として初の甲子園出場となった八王子高校についてのこちらから。ぜひ、一読下さると、幸いです(^^)/

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コメント

  1. しおり より:

    何だか良さげな本の紹介ありがとうございます!
    …というのも、私にとってピアノがいわゆる目覚めるために良いツールらしくて、
    この本も、こうして目にしたことも、なんだかわくわくしてきました~

    • 染谷 若見 より:

      しおりさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
      まさに!ピアニスト必読の一冊だと思われます✨
      本は返してしまったけど、手元に置いておきたい感じでした!
      さらに深くから、目覚めよー!

  2. しおり より:

    早速地元の図書館で予約したんですが、64番目でした(;゜゜)
    いつ回ってくるのやら……

    • 染谷 若見 より:

      しおりさん、そんなに予約待ちが⁈もう、本屋で立ち読みしつつ待つか…でも、ワクワクしつつ待つのもいいかも‼️